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午後の特別授業は、環境NGOのスタッフに僕らの教室に来てもらい、ゆっくり話しを伺うというスタイルで進められました。来てくれたのは野生生物トラスト・ノーフォーク支部のヘレンさん。 野生生物トラスト(WLT)は、1926年に設立された、野生生物保護団体です。 http://www.wildlifetrusts.org http://www.wildlifetrust.org.uk/norfolk/home/index.htm 66万人の会員と、47箇所の地域支部を持ち、8万ヘクタールもの自然保護区を所有する、イギリス屈指の環境NGOです。 ヘレンさんが所属するノーフォーク支部だけで、50人の有給スタッフがいるということは、相当大きな規模だと思いました。 どんな活動をしているかというと、会費や寄付金を集めて、土地を購入し、カワウソや、希少なチョウや、かつてはたくさんあった野生のランなどの生き物が、生息しやすいように適切に管理をしたり、政府に土地活用政策を提言したり、野生生物に関する環境教育を展開しているようです。 なかでも課題になっているのは資金集め。土地を買うにも、スタッフを雇うにもお金がかかります。助成金を申請したり、水道局と連携したり、野生生物に関する本を出版したり、土地持ちの方が亡くなった時に遺産である土地を寄贈してもらったりして、資金集めを工夫しています。 1940年代ごろから、イギリスでは酪農の仕方、農業のやり方が変化してきました。農薬や殺虫剤を使うようになってから、野生生物の数は激減してしまったとのこと。そこで、トラストでは、かつての農法で活用されていたような、人と自然が共生できていたような、風景と自然環境を取り戻す努力をしているそうです。そういう意味では、日本の里山(SATOYAMA)の考え方にも近いものがあるのではないかと感じました。 ↑「昆虫のためのホテル」 多くの昆虫が生息できるように、人為的に作ったもの。 この活動でノーフォーク支部は、全国の野生生物トラスト大賞を受賞したそうです。 ↑いろいろ教えてくださったヘレンさんに、日本からもっていった、A SEED JAPAN・謹製「風呂敷=Furoshiki」をプレゼント。使い方を実演しながら、お伝えしたら、喜んでもらえました。エコな日本文化の片鱗を伝えられたのは、うれしいことです。
by asj-english
| 2006-09-10 15:21
| 英国日記
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